クイックスタート(Android)
このページでは、BaaS@rakuza SDK for Androidを利⽤するための手順を説明します。
インストール
最新のSDKはGitHubにて配布しています。リリース一覧にアクセスして最新のバージョンをダウンロードしてください。
プロジェクトに追加
プロジェクトのlibsフォルダにダウンロードしたjarファイル(BaaSAtRakuzaSDK_for_Android.jar)をコピーします。
ヒント
build.gradleにlibsフォルダのjarを読み込む設定がない場合、以下を追記してください。
dependencies {
// ...
implementation fileTree(include: ['*.jar'], dir: 'libs')
// ...
}
AndroidManifest.xmlに権限の追加
作成したプロジェクト内にあるAndroidManifest.xmlに以下のパーミッションを追加します。
<uses-permission android:name="android.permission.INTERNET" />
ProGuard
アプリケーションにProGuardを適用する場合は、以下のルールを指定してください。
-keep class jp.co.pscsrv.android.baasatrakuza.** { *; }
認証情報の設定
BaaS@rakuzaの認証情報をbuild.gradleに設定してください。
android {
// ...
defaultConfig {
// ...
buildConfigField 'String', 'AuthorizationUsername', '"<配布したアプリ認証ID>"'
buildConfigField 'String', 'AuthorizationPassword', '"<配布したアプリ認証パスワード>"'
}
}
初期化処理
BaaS@rakuzaを利用する際には、RKZClientクラスのシングルトンインスタンスを利用します。以下の処理をアプリ起動時に⾏うことで、BaaS@rakuzaのAPIを利⽤することが出来るようになります。
SDKを初期化する
ここでは、BaaS@rakuza SDK for Androidを使用する上で重要なRKZClientクラスの初期化を説明します。 BaaS@rakuza SDK for AndroidではRKZClientクラスの初期化は最初に呼び出されるActivityで初期化する事を推奨していますが、どの場所で初期化を行っても構いません。
対象のActivityクラスを開き、onCreate
メソッドに以下のコードを追加します。
RKZClient.getInstance().initialize(this, "<配布したテナントキー>") { isSuccess, rkzResponseStatus ->
// 初期化に成功した場合
if (isSuccess) {
// client変数を用いてSDKの機能を使用できます。
Log.d(TAG, "RKZClientクラスの初期化に成功しました。")
}
}
RKZClient.getInstance().initialize(this, "<配布したテナントキー>" , new OnInitializeListener() {
@Override
public void onInitialize(boolean isSuccess, RKZResponseStatus rkzResponseStatus) {
// 初期化に成功した場合
if (isSuccess) {
// client変数を用いてSDKの機能を使用できます。
Log.d(TAG, "RKZClientクラスの初期化に成功しました。");
}
}
});
以上でBaaS@rakuza SDK for Androidを利⽤する準備が完了しました。