BETA
はじめに管理者向けSDKは、サーバーなどの特権環境からBaaS@rakuzaを操作するために使用するライブラリです。アプリ向けSDKでは実現できない、以下のような操作を行うことができます。
- すべてのデータ、ユーザー、ユーザー詳細への完全なアクセス
- プログラムによるプッシュ通知の配信予約
サーバー認証
管理者向けSDKは正規のサーバーからのアクセスであることを確認するために、サーバー認証を行います。サーバー認証にはサーバー認証トークン(Bearerトークン)を使用します。
サーバー認証トークンはご契約後、別途お渡しいたします。サーバー認証トークンは外部に漏洩しないよう、安全な場所に保管するようにしてください。
ヒント
サーバー認証トークンの設定方法は、各SDKのクイックスタートを参照ください。
管理者向けSDKがサポートする機能
管理者向けSDKは、アプリ向けSDKと同様に以下の機能をサポートします。
上記に加えて、プッシュ通知の配信予約などの、管理者向けSDKだけが使用できる機能もあります。 詳細は「開発ガイド」を参照してください。
ユーザー認証
アプリ向けSDKと異なり、管理者向けSDKはユーザーの認証が不要です。そのため、顧客番号などのユーザー識別子を使って、ユーザーに紐づいた情報にアクセスすることができます。(ユーザーアクセストークンを使ってアクセスすることもできます)
例えば、ユーザー情報の取得は以下のようにして行います。
const user = await RKZ.User.get({ user_no: 'APP00001' })
console.log(user)